スイッチ版『ホグワーツ・レガシー』に募る不安 PS4版のロード時間長すぎ問題発生
大人気『ハリー・ポッター』シリーズを原作としたアクションRPGゲーム『ホグワーツ・レガシー』。5月5日に新たにPS4版がリリースされたものの、そのロード時間が長すぎるとして、ユーザーたちの不満を招いているようだ。
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旧世代機で“神ゲー”をプレイすると…
同作は、1800年代のホグワーツ魔法魔術学校を自由に駆け回ることができるオープンワールドゲーム。今年2月にPS5やXbox X|S版、PC版が発売されるとたちまち話題となり、現在では全世界累計1,500万本、約10億ドルを突破するほどの売り上げを叩き出している。
そんな同作がついにPS4でも遊べるようになり、ゲーマーの間では大きな話題に。売り上げも好調らしく、4月24日~5月7日付けの『ゲオ新品ゲームソフト週間売上ランキングTOP10』では、初登場1位を記録していた。
A warm welcome to our newest class! #HogwartsLegacy is now available on PS4 and Xbox One. pic.twitter.com/GIQmVtcro1
— Hogwarts Legacy (@HogwartsLegacy) May 5, 2023
ところが実際にPS4版をプレイしたユーザーからは、意外な反応も。ゲーム進行中に挟まれるロード時間について、《フィールド切り替わる時のロードがメチャ長いのはちょっと気になる。PS4だから?》《謎解きたくさんで楽しいんだけどロード時間長い》といった声が上がっているのだ。
また、マップ画面から離れた地点へと移動できるファストトラベル機能についても、《ロード遅すぎてファストトラベル使い物にならん》《ファストトラベルがファストトラベルじゃない》《ファストトラベルする度に毎回40秒ぐらいロード入るの結構ストレスだな…》などと言われている。
ニンテンドースイッチ版に高まる不安
実際にPS5版「ホグワーツ・レガシー」の挙動と比べるとロード時間には差があるのだが、PS4は旧世代機なので、スペック的に仕方がない部分もあるだろう。むしろグラフィックのクオリティは高いため、十分満足できる出来だとも言われている。
そこで気になってしまうのが、11月14日に発売が控えているニンテンドースイッチ版の仕上がりだ。ハードスペックがPS4に劣るという見方があるため、《ホグワーツは動くかどうかも怪しいレベル》《ストレスがたまる作品になりそう》と心配されているようだ。
実際にニンテンドースイッチのスペックが悲劇を起こした過去もあり、FPSゲーム『Apex Legends』が移植された際には、画質やフレームレートをめぐって不満が相次いでいた。
また、昨年11月に発売された『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』も画面のガクつきやフリーズが頻発していたことが記憶に新しい。
他方で5月12日に発売されたばかりの『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』は、画質などに何の問題もなく、むしろ高評価を受けている。ハードのスペックを上手く活かせば、クオリティの高い作品に仕上げられるのだろう。
ニンテンドースイッチ版の「ホグワーツ・レガシー」がどう転ぶのか、発売日が楽しみだ。
文=ゴタシノブ
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