尾田栄一郎“酷使”につのる不安…世代交代が進まないジャンプの現状

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尾田栄一郎“酷使”につのる不安…世代交代が進まないジャンプの現状

『週刊少年ジャンプ』の看板作品といえば、尾田栄一郎の『ONE PIECE』…。誰もがそんな認識を抱く時代が、10年以上にわたって続いている。

しかしそんな環境のなか、作家への負担が一極集中するという“負の側面”も生まれているようだ。

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巻頭カラーを喜べないファン心理

以前から「ジャンプ」では、「ONE PIECE」が表紙や巻頭カラーになることが多かった。

2022年度分の1号~52号を振り返ってみると、表紙・巻頭カラーを担当したのは合計9回。それ以前の年では、最大10回にのぼることもあった。もはや“週刊ONE PIECE”といっても差し支えないほどの頻度だ。

そして5月22日に発売された「ジャンプ」25号でも、「ONE PIECE」が表紙&巻頭カラーに登場。総勢17人の女性キャラクターが並んだ美麗イラストを描き下ろしている。

そんな尾田の多忙ぶりを心配する声も増えつつあり、SNS上では《尾田っち、今週表紙も巻頭カラーもやってんのヤバ》《またONE PIECEが表紙&巻頭カラーしてるけど、尾田栄一郎だけ働かせすぎだからね?》《いや嬉しいけど尾田っち。からだ大事にしてね》と心配されている。

実際に激務がたたった結果なのか、カラーページでちょっとした作画ミスが発生することも。昨年11月に掲載された第1065話の巻頭カラーでは、ベン・ベックマンのトレードマークとも言える顔の傷が消失してしまい、別人説まで浮上していた。

尾田栄一郎に頼りすぎな「ジャンプ」

そもそも週刊で漫画を描き続けることが常軌を逸している漫画家業。しかも「ONE PIECE」は、TVアニメが20年以上放送されているモンスターコンテンツだ。

さらに昨年8月には、尾田が総合プロデューサーとして密接に関わった劇場版『ONE PIECE FILM RED』も公開された。現在もハリウッドによる実写化が進められており、さまざまな作業に携わっていることは想像に難くない。

しかも尾田は、プライベートも手を抜くことなく充実させている模様。大谷翔平などの著名人を集めて自宅でBBQをしたり、Vaundyのライブに行ったり、ジブリパークを満喫したりと、超人と言わざるを得ない活動量だ。

そんななかで表紙やカラーページを頻繁に担当しているとなれば、まさに寝る暇もないハードスケジュールだろう。

一応、「ONE PIECE」は月に1回程度の定期休載をとっているので、編集部もある程度は配慮しているのかもしれない。とはいえ、現在の「ジャンプ」が尾田に頼りすぎていることは否定できない。

それもこれも、元凶は尾田の代わりを務められる人気作家が出てこないことにある。将来有望な漫画家を発掘しないと、「ジャンプ」の未来は絶望的なものになりそうだ…。

文=野木

【画像】

Sergiy Tryapitsyn / PIXTA

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