テイラー・スウィフトは グラミー賞のアルバム賞を2度受賞している

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グラミー賞で輝かしい受賞歴を持つ歌手テイラー・スウィフト

主要四部門では、ブルーノ・マーズ率いる「シルク・ソニック」のヒット曲「リーブ・ザ・ドア・オープン」がレコード賞と楽曲賞をダブルで獲った。ブルーノ・マーズは2010年代のグラミー賞において、アデルとともに最強の受賞歴を誇った王者。今回も大衆音楽の黄金期だった1970年代を想起させるノスタルジックな曲でベテランのグラミー会員の心を掴んだ。

グラミー賞を主催するレコーディングアカデミーが第64回グラミー賞授賞式の新日程を1月19日に発表。このリスケジュールに伴うWOWOWの放送日程が1月20日に発表されている。WOWOW放送日程の変更はRecording Academyの変更に併せ、日程ならびに放送開始時刻も変更されて、当初の予定の日本時間の午前9時から午前8時と1時間早い時刻のスタートとなっている。

また、今回の選考から「ノミネート委員会(通称:秘密委員会)」が廃止された。秘密委員会は1989年に設置され、1995年から主要4部門の最終選考に関与してきた。グラミー賞は本来、音楽家で構成されるグラミー協会(レコーディング・アカデミー)の会員投票だけで選ばれるはずが、実際は投票で選ばれた上位20程度の作品の中から、秘密委員会が最終的なノミネートを決めていた。

今回のグラミー賞では、主要4部門のノミネート枠が従来の「8」から「10」に増えました。この措置は、ノミネート発表の前日の11月22日夜に急きょ決定されました。枠が広がったことで、アルバム賞ノミネート選考の投票数で9、10位だったカニエ・ウェストの「ドンダ」とテイラー・スウィフトの「エバーモア」が滑り込んだ。

グラミー賞で輝かしい受賞歴を持つ歌手テイラー・スウィフト。
その8枚目のスタジオ・アルバムが「フォークロア」(Folklore)だ。フォーク音楽の要素を取り入れた。
全体的に詩的で落ち着いた雰囲気になっている。
アップテンポで明るい前作までとは大きな方向転換となった。コロナウイルス流行による外出禁止で孤立状態になるなかで制作・録音された。
発売後、米ビルボードのアルバムチャートで8週1位を獲得した。
これは、2017年以降で最長の記録となった。
音楽評論家にも称賛された。

さらに、2021年のグラミー賞では、主要部門の受賞を独占すると予想されていたザ・ウイークエンドが、ノミネートすら全くされないという衝撃的な事件が起こった。今世紀最大のヒットシングルの一つ「ブラインディング・ライツ」も、アルバム『アフター・アワーズ』も完全に無視された。

本年度のグラミー賞で、ビリー・アイリッシュはレコード賞、楽曲賞、アルバム賞の主要3部門にノミネートされた。ポップ部門などをあわせると、計7個のノミネートとなった。しかし、受賞はゼロだった。

フィオナ・アップルのグラミー賞ノミネート歴は、オルタナ部門とロック部門が中心で、主要部門(総合部門)でノミネートされたのは新人賞だけです。今回は、総本山のアルバム賞で候補入りが有力視されている。

米ピクサー映画「ソウルフル・ワールド」の音楽を担当し、アカデミー賞(2021年)で作曲賞を受賞。今回グラミー賞では最多となる11個のノミネートを獲得し、音楽業界を驚かせました。アルバム賞を獲得した『We Are』は8枚目のスタジオアルバム。

アイリッシュはデビュー初年度の2020年のグラミー賞で主要4部門を独占した。シングルは「バッド・ガイ」での受賞でした。さらに2021年もシングル「エブリシング・アイ・ウォンテッド」でレコード賞を獲った。2年連続のレコード賞は、U2(2001年と02年)以来の快挙でした。なお、アイリッシュは、2022年アカデミー賞で歌曲賞に輝いている。映画「007 ノー・タイム・トゥ・ダイ」主題歌での受賞だった。

ザ・ウイークエンドは「秘密委員会」を猛烈に批判。グラミー賞を今後ボイコットすると表明しました。世論もウイークエンドを支持し、グラミー協会はようやく改革へと動いた。

アート系ポップの女性歌手フィオナ・アップル(43歳)も注目されています。1997年にデビュー作で大ヒットを飛ばして以来、アルバムを出すたびに、グラミー賞にノミネートされてきたフィオナ・アップル。シングル「クリミナル」(動画)では、女性ロック歌唱賞(1998年)を受賞している。

テイラー・スウィフトは、グラミー賞のアルバム賞を2度受賞している。
2010年に「フィアレス」で、2016年に「1989」で受賞した。
このほか、2014年「レッド」でノミネートされた。

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