米音楽界最高の栄誉とされる第65回グラミー賞の候補が15日発表され、日本国内外で活躍する作編曲家、宅見将典さん(44)のアルバム「SAKURA」が最優秀グローバル・ミュージック・アルバム賞に、ピアニスト内田光子さん(73)の「ベートーヴェン:ディアベッリ変奏曲」が最優秀クラシカル・インストゥルメンタル・ソロ賞にそれぞれノミネートされた。

また、長崎県出身のドラマー、パーカッショニスト小川慶太さん(39)の参加作品も最優秀コンテンポラリー・インストゥルメンタル・アルバム賞などで候補入りした。授賞・発表式は来年2月5日にロサンゼルスで開かれる。

宅見さんは大阪市出身で、「マサ・タクミ」名義で活動。「自分の名前でグラミー賞に認められる音楽家になりたくて活動してきた。このカテゴリーで世界の5指に入ることができ、うれしいを超えて放心状態だ」と心境を語った。自身が参加したバンドは過去にもグラミー賞候補となったことがある。

ピアニストとして第一級の活躍で知られる内田さんは静岡県出身。長年ロンドンを拠点に活動し、2009年には大英帝国デイム(男性のナイト=勲爵士=に相当)の称号を授与された。日本芸術院賞も受賞しており、グラミー賞は11年と17年に獲得している。

米歌手ビヨンセさんが最優秀アルバム、レコード、楽曲各賞を含む最多9部門で候補入り。米ラッパー、ケンドリック・ラマーさんが8部門、英歌手アデルさんと米シンガー・ソングライターのブランディ・カーライルさんが7部門で続いた。

米メディアによると、ビヨンセさんの通算ノミネート数は計88となり、夫の米ラッパー、ジェイ・Zさんと並んで過去最多となった。(共同)