新海誠監督(49)が18日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われた最新アニメ映画「すずめの戸締まり」大ヒット舞台あいさつに登壇。

岩戸鈴芽役の原菜乃華(19)と宗方草太役のSixTONES松村北斗(27)が、声優初挑戦というところにフィーチャーされることや、報道に対し「うれしいんですけど、そういうことじゃないんだと思う」と若干、違和感を覚えていたと語った。その上で「何とか完成に導き、一緒に届けてくれる人が欲しくて。それが、この2人だと確信した」と、原と松村が必要不可欠なキャストだったと強調した。

この日の舞台あいさつは、全国343スクリーンに生配信された。その中、九州の静かな町で暮らす17歳の鈴芽が“災い”をもたらす扉を閉めることを使命とする「閉じ師」草太と出会い“扉”を閉めるシーンを再現した、生アフレコが行われた。新海監督が「一昨日くらいに夜、急に台本を書いたので」と言えば、松村は「夜に突然、届きましたね。データだけボンッと来て…驚きました。台本!? もう公開したけどと思った」と笑いながら「落ち着かないからアフレコやっていた時の立ち位置に変えて良いですか?」と、原と立ち位置を変えた。原も「定位置感がありますね」とうなずいた。

新海監督は、台本に書いたシーンについて「草太が扉にグッと力を入れて締めているところからスタート。助けるために鈴芽が遠くから駆け寄るところから始めましょう」と説明。その上で「短いシークエンスですけど、いきましょうか。3・2・1…キュー!!」と声をかけ、生アフレコが行われた。松村が「いやぁ…これだけの方に見ていただくと全然、上手に出来ませんね」と緊張したことを吐露すれば、原も「(声が)どこの高さだったか分からない」と苦笑した。

その上で、松村は「オーディションにあったセリフもありますし、苦しかったことも、いっぱい思い出す。やってこれたのは、的確で包み込む優しい新海さんのディレクションが全て。必ず褒めてくれるんですよね」と新海監督に感謝。原も「(シーンを)割って取っていくんですけど…お芝居をしていて、何度も『ありがとう』と言ってくださり、こちらこそありがとうという気持ちでした」と振り返った。

11日の初日から17日までの1週間で、興行収入(興収)27億7000万円、動員200万人を突破した。