NHKは20日、2023年度の前期連続テレビ小説、第108作の「らんまん」(4月3日スタート、全130回)の新たな出演メンバーを発表した。同作は108作目の朝ドラで、土佐生まれの植物学者の牧野富太郎をモデルにした物語。神木隆之介が主演し、浜辺美波(妻の槙野寿恵子)がヒロインを演じる。

この日は、神木隆之介が演じる主人公・槙野万太郎が高知から上京してめぐり会い、新たな刺激をうける人たち、「東京編」の出演者が決まった。寿恵子の母で元柳橋の有名芸者、西村まつ(にしむら・まつ)役には牧瀬里穂(51)。また、寿恵子の叔母、まつの妹で新橋の料理屋のおかみ笠崎みえ(かさざき・みえ)役には宮澤エマ(34)が決まった。

宮澤は昨年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」に続いてNHKでのドラマ出演となる。宮澤は「私が演じます笠崎みえは、歯に衣着せぬ物言いが多い、考えが気持ち良いくらいハッキリとした女性です。明治の新しい価値観を取り込もうとする『粋な東京の女』といったイメージでしょうか」と役柄を説明。

「現代の私たちからすると一言多いような、おせっかいにも思える発言が多々ありますが、女性として自立して生きていく選択肢が多くなかった時代に、寿恵子に愛情を持ってアドバイスしている様にも感じられて、姪(めい)想いの情の厚い人ではないかなと感じています。また、寿恵子の人生において一つのターニングポイントとなるキッカケを持ってくる人物でもあります。『らんまん』の持つ可愛(かわい)らしく癒やされるようなおだやかな空気感の中でみえのカラッとしたチャキチャキ感がいいスパイスになれば良いなと思っております」と意気込みを語った。

「初めての連続テレビ小説は『おちょやん』の栗子役でした。映像作品の経験も浅く、お着物にお作法、三味線、大阪ことば、と課題が多く、三味線を片手に大阪と東京を行き来して、必死にお稽古を重ねた思い出があります。また私個人の名前を知らなくても『栗子さん』というキャラクターのお陰でたくさんの方に認知していただけるきっかけになった大事な作品です。みえは恐らくまつと寿恵子と過ごす時間が一番多いのかと思いますが、お二人の優しい柔らかい雰囲気に飲まれない様にツッコんだり、グイグイ引っ張ったり掻(か)き回したりするのが難しくも楽しいです。万太郎と寿恵子のシーンはモニター越しに見させて頂いてるだけでもすでにほっこり癒やされているので、(みえの心とは裏腹に)がんばれー!と応援したくなります」と語った。